広島に行ってきました!!
驚きました!!
14日、無料体験講座・・・満席
それでも予約希望が多く、一泊して15日、追加予約受付決定。
そしてまた満席・・・
当然、予約は収まらず、21日、も一回行ってきます。
すでにこの日も残り3席(´・ω・`)ノマイッタ!!
今日、聞いた話では、写真の本質的なことを教えてくれるところが無いそうです。
(社会人向けでは・・・)
これは九州も同じなんですが、イメージ通りの写真が撮れないといった方が多いんですが、なかなか体験講座に参加できない方のために、今日はこのあたりについてabcフォトの考えを書いてみたいと思います。
かなり長いので、おヒマな時にでも読んでください
※生徒さんはもうお分かりかと(。≖ิ‿≖ิ)
abcフォトスクールに参加いただく方の動機の多くは、この「イメージを写真にしたい」というものです。
イメージの写実を実現するにあたり、まず
「写実可能なイメージ」
と
「不可能なイメージ」
とがあることを理解しておかなければなりません。
概ね、ご相談される内容として多いのが、
「ありのままの感動を記録できない(-_-)」
といったものです。
実はこの「ありのまま」が難しいんです。とういうより「無理」なんです。
カメラは鏡ではありません。
フィルムやCCDなどの記録媒体に光と影を記録するだけなので、僕たち人間の目の機能と脳の認識で「見る・見えている」映像と、カメラで記録する映像は基本的にまったく別物なのです。
ようは、人間の目と脳で認識する映像をカメラで正確に再現することは不可能なんですね。
カメラには人間でいう「脳」の役割はありません。一方、人間の目には撮影レンズのように画角が変化したり、ピントが合う範囲とボケる範囲がひとつの映像として見えるなんてこともありません。
カメラでは、逆光の時の照らされている被写体は、シルエットになりますが、人間の目では、被写体が完全なシルエットではなくちゃんとディテールを見ることができますし、逆にカメラの露出のように被写体を明るくしたり、暗くしたりして写し記録するようなことを、人間の目や脳の機能で行うことはできません。
このように、根本的な構造の違いから、人間が認識する映像をカメラに求めることがそもそも間違いなのです。とうぜんギリギリまで近づけることは様々な知識とテクニックを用いることで可能ですが、厳密にいえば「ありのまま」は有り得ないのです。
ギリギリに近づけることしかできないため、イメージを超える映像にはなりませんから、当然ツマラナイ写真になるということです。
(っ`・ω・´)っ「そういっちゃぁ〜おしめぇ〜よ!!」
となるでしょうが^^;、
ではどうすればいいのかというと、イメージ通りの写真を撮りたいのであれば、カメラにできて人間の視覚では認識できないことを理解し、その知識とアイデアを撮影に取り込み、被写体に「ありのまま」とはまた違った別のイメージを持つのです。
しかしこの新たなイメージを持つにも知識が必要で、カメラやレンズ・写真などの構造理論が無ければ、写真にする上での出来上がりのイメージを持つことができません。
この知識を持って撮影しているのがプロやハイアマチュアという人々です。
特にプロカメラマンは、クライアントを満足させる撮影を求められます。
そのためには、イメージを具現化するノウハウが必要で、その知識がなく自己満足的な写真を撮っていてはクライアントから見放されます。
(いくら知識や技術があっても、最近は大柄な態度のカメラマンや、デタラメな撮影代を請求するカメラマンも市場から見放されていますが^^;)
趣味で撮影される目的の方でも、イメージ通りの写真が撮りたいのであれば、このプロと同じ知識を持つことが近道で、経験が必要となるのはそれからなのです。
「プロを目指してるわけじゃないから、そこまで難しいことは・・・」
「好きで写真を撮ってるので、楽しめれば・・・」
などと言われることが多いんですが、僕は、だからいつまでたっても偶然でしか満足できる写真が撮れないんですよ!!言っています。(辛口ですみません^^;)
ここで書いている知識というのは、僕の経験上、勉強すれば誰でも必ず習得できるレヴェルのものだし、あえていうならば、頑張れば独学だって可能です。
あ、こう書くと、ウチとしてはマズイですね(っ`・ω・´)っオイオイ!!
ですが、それは本当ですよ。
ただ場合によってはスクール以上にコストや労力がかかることもあります。
(長年やってる方や、その奥様ならこのことは身につまされると思います・爆)
それはともかく、趣味である写真であっても、プロとして食べていくのでも、満足できる結果を求めるのであれば、知るべき知識は同じことということを知っていただきたい。
こう書くと他のプロに怒られるかもしれませんが、
プロ(商業カメラマン)に必要なのは、
「知識と経験とこれで食っていくという覚悟」
趣味でイメージ通りの写真を撮りたいのであれば
「知識」
いずれもまず必要なのは、センスや感性などの曖昧な世界ではなく、こうやればこうなるといった方程式で、それは計算などではなく、まずカメラやその周辺を「知る」ことです。
(所謂、表現としての写真を、作品として売る写真家に関しては当てはまりません)
いやぁ〜〜、広島の皆さんの熱さに感化されちゃったようで、今回はいつになく長文になっちゃいましたヽ(´・`)ノ フゥ〜
本講座や体験講座では、こうしたことを前提におこなっていますが、どうしてもご都合が合わない方、少しは参考にしていただければと思い書かせていただきました。
「肝心なその知識って何???!!!」 o(*≧д≦)o"))
って聞こえてきそうですが、そこまで書いちゃうとウチの奥義でもありますし、生徒さんに怒られますので、この辺で勘弁してくださいね(・´з`・)
今日の記事とは全く関係ありませんが、写真がないと寂しいので一枚。。。
本当に関係なくてスミマセン(A´・ω・)